株式会社インサイトホーム

インサイトホーム設計スタッフブログ 建築士のデザイン思考ノート

Home » Archives

2012.02.22 17:17 - 未分類

シャルトル大聖堂

シャルトル大聖堂は1194年に大火災にあっており、現存するほとんどの部分が
それ以降に再建されたものです。
対照的な尖塔は、片方が大火災を免れ1140年以来建ち続けるロマネスク様式のもので
シンプルです。
左側は16世紀に再建されたゴシック様式の尖塔になります。

フランスの王女ブランシュ・ド・カスティーユへ寄与された
北側の翼廊にあるバラを描いた窓のように、
幾つものステンドグラス窓は王家に捧げられた。
また窓は王家だけに留まらず、国王や地方領主、
そして商人などあらゆるタイプの人々の手に渡った。
長い長方形のランセット窓(尖頭窓)の中には、
青い背景にフランス王家の紋章である黄色い百合の紋章が描かれたものや、
赤い背景に黄色の城が表れたものなど王室の影響が明らかなものもあります。

2012.02.21 07:49 - 未分類

グリーンスケッチ-5


前回はパース上に正方形のグリットを描きました。
次にそのパース上に描いたグリットと合致する部分に
あるものを配置していきます。この時点で、建物の位置
グリーンの位置など、全てパース平面上に落とし込みます。

2012.02.20 15:51 - 未分類

ヴァージニア大学

第3代大統領をつとめたトマス・ジェファソンが、1819年、シャーロッツビルに創立したバージニア大学。
彼は政治家であると同時に建築の才能にもすぐれ、大学内にあるパンテオンに似た建物を設計しました。
新古典様式による彼の建築様式はアメリカ各地における公共ビルの建築に大きな影響をあたえました。

2012.02.18 08:23 - 未分類

べニア板に手描き

先月、W様邸のお引き渡しの際、記念に額装した
手描きのパースをプレゼントさせていただきました。
ウッドデッキが見せ場のお家ということで
べニア板にパースを描きました。

今後とも末長いお付き合いを宜しくお願い致します。

2012.02.17 14:16 - 未分類

アギオス・ディミトリオス聖堂


現在の聖堂は20世紀に再建されたものだが、それ以前の聖堂も、
6世紀に焼け落ちたものを7世紀に再建したものと推定されています。
以後はテッサロニキの守護聖人を祭る聖堂として崇拝を集め、
10世紀頃には奇跡の油を出すという説話が生まれた。
身廊北側に銀貼りの六角形水盤が置かれており、
この水盤は地下の配管を伝って常に油が満たされるようになっていました。

1917年に火災に遭い、ほとんど焼け落ちてしまったが、
1926年から1948年にかけて、できる限り元の建材を利用して再建されました。

2012.02.16 10:34 - 未分類

グリーンスケッチ-4


前回は測点を定めたところまででした。
次にこの測点から最も離れているF点と測点とを結び
A,B,C,D,E,F点からVPへ結んだ線との交点を通る
水平線を引きます。
平面図に表示した正方形にGLと奥行き方向とに分けて
図面上と合致する記号(1,2,3,4,5)をつけていきます。

2012.02.15 08:41 - 未分類

マラムレシュ木造教会


マラムレシュ木造教会は、
いくつかは500年以上前に建設されたもので、
高い塔、バランスの取れた造形美、独特の建築法を使っています。
この木造教会群は、ユネスコの世界遺産に早い段階で登録されています。
興味深いのは登録されているのは、たったの8つのみということです。
しかしながら、42以上もの勝るとも劣らない木造教会がマラムレシュにはあります。
ゴシック様式の影響を受けて作られた、小さく暗いインテリアは 
私達を感傷的な気分にさせる構想になっており、
変わって外観の天にまっすぐ伸びる長い塔からは強い意志を感じさせます。

2012.02.15 07:24 - 未分類

グリーンスケッチ-3


前回はGL線上に1.5mピッチの区切りを入れるところまででしたね。
次に構図を考慮してVPを決定したら、GL上に1.5mピッチに区切った
点と結びます。

1.5mピッチで区切った点の中でVPから遠い方の点までの距離(a)
の1.5倍のところに測点(奥行き寸法を求める作業の便宜上の点)
を定めます。

2012.02.13 08:35 - 未分類

東京ゲートブリッジ

先月に紹介した東京ゲートブリッチが昨日12日についに開通しました。

都と国土交通省が2003年に着工し、1125億円を投じ羽田空港に近い

大田区城南島から若洲までが1本の道で結ばれました。

レインボーブリッジと違い手押しなら自転車もOKになるとの事で

スカイツリーと共に東京の新名所になるでしょうね。

それにしてもこの形、2頭の怪獣が向き合っているように

見えるのは、私だけでしょうか・・・?

2012.02.10 14:06 - 未分類

アルハンブラ宮殿

スペインのアンダルシア州グラナダ県グラナダ市南東の丘の上に位置するアルハンブラ宮殿。
現存するイスラム建築の最高傑作、とも呼ばれています。
しかしそのわりには規模が強烈に大きいわけではなく、
装飾の緻密さは見ごたえがあるものの、
建築そのものは西洋の建築で見られるような圧倒的な壮大さ・壮麗さなどは感じさせません。
宮殿自体は大きいのですが、小さな空間と庭の連なりで作られています。
その魅力は、庭園そのものや建築と庭園の関係に現れ、
建物内外のあらゆる場所にさまざまな形で現れる、
水の表現に集約されています。
しかもその豊かさは、イスラムの伝統にしたがって外部には全く表現されず、
閉ざされた中庭を中心として内部空間のみに集中的に表現されています。
壮大・壮麗な宮殿というよりも、生活空間に近い、豊かさの極致のようなものを感じさせます。
また、歴史に残るランドスケープアーキテクトや建築家の多くがここを訪れ、
影響を受けたのだ、ということがアルハンブラ宮殿のデザインを見ると明らかにわかり、
実に感慨深いものがあります。

関連ブログ

Copyright © 2025 インサイトホーム設計スタッフブログ 建築士のデザイン思考ノート. All rights reserved.