ボリュームパース
パース(完成予想図)といってもいろんな製作の仕方があります。
たとえば構想段階で配置図・平面図だけしかない場合は
まず大体の高さ(ボリューム)だけで見る方向を最初に決めて
から段階を追ってデザインを決めていく進め方です。
手書きパースだとなななか難しい作業ですがCGパースだと
このような作業が大変便利です。
なんとも目立つ建物です。東京モード学園の超高層校舎です。
実は私は、この東京モードを卒業しました。20年以上前ですから
残念ながらこの校舎ではなかったですが・・・。
モード学園が運営する東京モード学園(ファッション系)、
HAL東京(IT・デジタルコンテンツ系)、首都医校(医療・福祉系)
の3つの専門学校が入り、約1万人の生徒が学んでいます。
写真で見るように、正面のガラス面を左右から鳥かごが包みこむ感じで、
このあたりが繭から、なにかが生まれるといった発想なのでしょう。
階 数 : 地上50階、塔屋2階、地下4階
建物高さ : 最高部203.650m、軒高191.830m
敷地面積 : 5,172.27㎡
建築面積 : 3,509.86㎡
延床面積 : 80,903.43㎡
構 造 : 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
設計 : 丹下都市建築設計研究所
施工 : 清水建
9月22・23日に東京駅丸の内駅舎前広場にて、最新鋭の映像スペクタルショー
「TOKYO STATION VISION トウキョウステーションビジジョン」が開催されました。
東京駅丸の内駅舎保存・復元工事の完成を祝うイベントとして、大正時代創建当時
の姿によみがえった駅舎をスクリーンに最先端の技術【プルジェクションマッピング】
を用いて高詳細フルCG映像を投影するものです。
おそらく日本では始めての試みだったと思いますが、実際にその場で見たかったですね。
地上34階建て。東急百貨店、東急シアターオーブは約2,000席の規模で、渋谷ヒカリエの11階~16階に誕生。天体、地球や球体を語源とする言葉「オーブ」を冠することで、「近未 来的な球体のフォルムをまとい宙空に浮かぶ劇場」の特徴を表現し、スケールの大きさを印象付ける。文化施設ではそのほか、約1,000平方メートルと約 300平方メートルのエキシビションホール(9階)、アーティストの表現の場「クリエイティブ・ラボ」(8階)を開設する予定。
高層部(17階~34階)に位置する18層のオフィスフロアは、総貸床面積が渋谷最大級となる約3万8,000平方メートル(=約1万1,500坪) で、「柔軟性に富んだ整形の大空間」により、多様なワークスタイルに対応する。低層部(地下3階~7階)の商業施設には東急百貨店の出店が決まっているほ か、6階・7階はカフェ&ダイニング空間となる。
現在、計画は未定ですが、副都心線との相互乗り入れ後の旧渋谷駅ビルおよび東急東横店を立て替える計画。旧東横線ゾーンはJR埼京線ホームとして移設する案もあります。
ただでさえ今の渋谷駅前のスクランブル交差点は人であふれているのに今後どうなるのでしょうか・・・。