2012.01.26 19:20 - 未分類
ダラム大聖堂
イングランド北東部、ダラム州ダラム市にあるダラム大聖堂は1093年に創建され、
今もなおキリスト教信仰の中心地としての地位を保っています。
この大聖堂は、ノルマン様式の教会としてはヨーロッパで最も精巧な建築物の例とされており、
ユネスコにより、そばに立つダラム城と共に世界遺産に登録されている。大聖堂とダラム城は、
ウェア川を見下ろす崖の上に建てられており、
パレス・グリーンと呼ばれる緑地を挟んで向かい合っています。
建物下部への負担を軽くするために
1.建物中央部(一般会衆席)の屋根に、梁を肋骨状に並べる方法でアーチ形を採用し、さらに×印型(=直角)に交差するアーチ群を併用した。これらのアーチは比較的細身の角柱と太い円柱を交互に配列した柱の列によって支えられています。
2.飛び梁(ばり)(高い外壁を支える弧形の梁)あるいは側壁との接合部分は、廊下の真上にあるトリフォリウム(=アーケード)の中に隠されています。