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2012.01.19 17:33 - 未分類

東京ゲートブリッジ


江東区若洲と大田区城南島間(約8km)を
結ぶ東京港臨海道路の一部で、
全長2,933m(陸上部を含む)、
高さ87.8mのトラス橋である。
水面(荒川工事基準面、A.P.)から橋梁最上部の高さが87.8m、
海上を跨ぐ区間の長さが1,618m(レインボーブリッジの約2倍)で、
RC橋脚の上部に鋼3径間連続トラスボックス複合構造の
4車線道路が設けられています。

この様な形になった理由として、
羽田空港に近く航空機の運航ルート上にあるため、
橋の高さに制限(98.1m以下)が課されています。
また一方では、大型船舶の運航も見据え桁下の高さを確保したからです。
橋のコンセプトは「耐用年数100年を目指す橋梁」であり、
さまざまな最新技術が導入されています。
すべり型免震支承は、鉛直力・水平力をそれぞれ負担する支承から構成され、
橋梁中央部の2つの主橋脚部に2基ずつ並べて設置しています。
大地震などの際、既存の免震支承で支えられる水平力の3倍に達する7,000tのトラス重量を、
荷重支持板・バッファといった機能の異なる2つの支承を組み合わせることで解決されています。

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