2012.01.16 14:49 - 未分類
遠近法「一点透視図法」
遠近法は絵画や作図などにおいて、遠近感を持った表現を行う手法です。
目に映る像を平面に正確に写すための技法を「透視図法」といい
この図法にそって描かれたものをperspective(パースペクティブ)
略してパース(完成予想図)と言います。
透視図には大きく分けて三つあり
一点透視・二点透視・三点透視図法があります。
手始めに今日は「一点透視図法」を紹介します。
パースの世界では、平行線(HL)は一点で交わるです。
この点を消失点(VP)といいます。
当然、幾何学上では平行線は、どこまでも平行とされていて、絶対に
交わることはないのですが・・・
たとえば、平行で絶対に交わらないはずの線路の2本のレールは、
見た目には、遠い所で一点に交わっているように見えますネ!
理論上、交わらない2本のレールが、視覚的に遠ざかるにしたがって
2本の間隔がだんだん縮まり、パースの世界では最後には水平線の一点
で交わります。これが「一点透視図法」です。
一点透視図法は内観パースでよく使われます。