建築図面
今日は、建築図面についてご案内します。
建築図面には、様々な建築用語や略称が記載されています。
平面図の間取りの時点では、
L・D・K(リビング・ダイニング・キッチン)
U・B(ユニットバス)
W・C(ウォーター・クロゼット)
等々、よく聞き慣れた略称がありますが、
もう少し計画が進んでいくと、普段ではあまり使わない用語が
沢山出てきますので、いくつかご紹介いたします。
PB【Plasterboard/プラスターボード】
内装下地材でプラスターボードの英語の頭文字であるPBで表記していますが、
Gypsum Board(ジプサムボード/石膏ボード)のGBで表記されるケースもあります。
GL【ground line/グランドライン】
これは、主に配置図や立面図に出てきますが、
グランドラインとは建物と接する周りの地面の高さを平均したものの事。
またその平均した高さを表す線をグランドラインと言います。
同じ言葉でGL工法と言う物もありますが、これは【GypsumLining】
と言いG(gypsum)⇒石膏 L(lining)⇒裏の意味で、
コンクリート壁面等にGLボンドを使用し石膏ボードを
直接貼り付ける工法の事を指します。
PS【PipeSpace/パイプスペース】
給水管・排水管などの生活排水に関わるパイプ設備が通るスペース
KD材【Kiln Dry Wood】
乾燥機(Kiln)を用いて人工的に乾燥させた木材を意味します。
天然乾燥(Air Dry)だけの木材は厳密に言えばKD材ではなく、
逆に生材を、Green Wood グリーン材と呼んでいます。
まだまだ、沢山の建築用語や略称ありますが、また次回ご紹介いたします。