現場レポート(第4回基礎工事完了)
配筋の後、型枠を組み、コンクリートを流し込み、
よく耳にするベタ基礎(一体型の基礎)の完成です。
前日に雨が降ったので基礎の中は水浸し・・・ですが、
お客様よりよく「基礎水浸しなんだけどー」など雨の次の日等
電話が入ったりいたしますが、基礎の中に水が溜まっても
問題はありません
基礎の側面には、「水抜き穴」という穴があけてあり、
そこから、中に溜まった水を吐き出してくれます。
ですから、基礎の中に水が溜まりっぱなしといったことは
ないので、ご安心ください。
建築期間中に中の水は全て出ていってしまいます。
(天気が続けばあっ!という間に水はなくなります。)
水抜き穴も最後(建物完成近く)には、基礎の側面をキレイに
均す(化粧するように・・・)ので水抜き穴は埋めてしまいます。
基礎か長いネジのようなものが出ています。。。
「これって、何??」と思われるでしょうが
これは、とっても大事なもので、「アンカーボルト」と言います。
長いボルトはその中でも「HDアンカー」ともいい、
わかりやすく言うと建物の荷重がかかるところに取り付けられ
土台と主要柱と連結します。
両サイドにある小さめの金物は、基礎の上に土台が乗ります。
その土台と基礎を連結させる為です。
これらの金物が構造計算や土台伏せ図などにより、入れる位置や
ピッチが決められていきます。
1つ1つ見ていくといろんな工程があり、いろんな意味をもつ
部材や金物が使われています。
適材適所に適切に使用されて初めて意味を持ち、安定した安心できる
建物ができあがります。
この物件に関しては、年内の工事はここまでです。
年明けから、基礎パッキン(基礎換気)→土台→上棟の運びとなります。
続きは来年からとなりますが、来年も「家づくり」をみていただきたいです。