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2011.11.15 17:34 - 未分類

建築道具シリーズPart1

墨壷
墨つぼとは大工や石工が直線を引くのに使う道です。
普通は木材で作り、一方をえぐって墨汁を浸した真綿などを入れ、
一方に糸巻がついていて、長い材料に糸をパシッとはじいて糸を引く道具。
大工さんか持っているあれです。

墨ツボというと昔からの曲線的なスタイルが浮かんできますが、
今でも伝統的な形の木製あるいはプラスチック製で残っています。

使い方は、カルコ(軽子)を引き出し、ツボ糸がツボ綿の中を通って墨液を含みます。
その糸を板に打ち当てるのが墨打ちです。そして糸を巻き取ります。

現在の主流はプラスチック製で本体の中にスポンジがありそこへ墨を含ませ自動巻き取りの出来るタイプです。
墨ツボにはフタが付いており、フタの押さえを押すことでスポンジに含まれた墨が糸に染み込みます。
引き出した糸はバネでドラムに巻き戻せます。このときにもフタの押さえでスピードの調整も出来ます。

墨壷は古代エジプトが発祥の地とされています。
ここからシルクロードを通って中国経由で我が国へ。
もう一つは地中海を渡ってヨーロッパまで伝えているそうです。

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