2010.12.24 15:34 - 未分類
現場レポート(第4回基礎工事完了)
配筋の後、型枠を組み、コンクリートを流し込み、
よく耳にするベタ基礎(一体型の基礎)の完成です。
前日に雨が降ったので基礎の中は水浸し・・・ですが、
お客様よりよく「基礎水浸しなんだけどー」など雨の次の日等
電話が入ったりいたしますが、基礎の中に水が溜まっても
問題はありません
基礎の側面には、「水抜き穴」という穴があけてあり、
そこから、中に溜まった水を吐き出してくれます。
ですから、基礎の中に水が溜まりっぱなしといったことは
ないので、ご安心ください。
建築期間中に中の水は全て出ていってしまいます。
(天気が続けばあっ!という間に水はなくなります。)
水抜き穴も最後(建物完成近く)には、基礎の側面をキレイに
均す(化粧するように・・・)ので水抜き穴は埋めてしまいます。
基礎か長いネジのようなものが出ています。。。
「これって、何??」と思われるでしょうが
これは、とっても大事なもので、「アンカーボルト」と言います。
長いボルトはその中でも「HDアンカー」ともいい、
わかりやすく言うと建物の荷重がかかるところに取り付けられ
土台と主要柱と連結します。
両サイドにある小さめの金物は、基礎の上に土台が乗ります。
その土台と基礎を連結させる為です。
これらの金物が構造計算や土台伏せ図などにより、入れる位置や
ピッチが決められていきます。
1つ1つ見ていくといろんな工程があり、いろんな意味をもつ
部材や金物が使われています。
適材適所に適切に使用されて初めて意味を持ち、安定した安心できる
建物ができあがります。
この物件に関しては、年内の工事はここまでです。
年明けから、基礎パッキン(基礎換気)→土台→上棟の運びとなります。
続きは来年からとなりますが、来年も「家づくり」をみていただきたいです。