「美的収納住宅」とは
「ものをしまう」「収納」という行為を「すまいのかたちトライアングル」にあてはめます。
毎日の生活にマッチしていること
住まいのなかのどの空間でどんな「暮らし」をするのか、実際の生活スタイルを事細かに見つめます。そこで使うものがあります。それらをしまうスペースが必要となってきます。「適材適所」の収納スペースです。
機能性に富んでいる
ただやみくもに収納のスペースがあっても、そこに突っ込むだけなのかもしれません。収納するものに適したサイズと仕切りが必要です。そのものは引っかけてしまうのか、棚に並べるのか、立てて収納するのか、それにあわせた形状であり、可動できたりするとより機能的な収納となります。しまうもの一つ一つの特等席を作ってあげるとスッキリとした収納空間が生まれます。
デザイン性がよい
キレイに仕切って収納されていても中身が見えるのはスッキリせず見苦しかったりするものです。隠す収納は扉をつける、ディスプレイとして魅せる収納はスタイリッシュに魅せることで、デザイン性がよく、空間に統一感が生まれます。見た目の美しさです。
暮らしの収納を考える上で、以上の3点をバランスよく取り込みます。すると、快適な収納環境、スッキリとした美しいたたずまい、それによるここちよい暮らしが実現できることと考えます。「ものをしまう」ことにより、暮らしにここちよさや楽しさを感じる、家族みんなが楽しくいられる暮らしのアイディアとして「美的収納住宅」という新しい住まいのあり方を考えます。